作りたい洋服のシルエットイメージを正面、背面、サイドの３種類を作成します

どんなお洋服が求められるか、流行り、着心地などを踏まえて考えていきます

生地によっても見え方やデザインが変わるので何を重視するかもポイントになってきます

服の細かいデザインや特徴を書き出します

ファスナー、ポケットの有無、袖、裾、丈の長さなど、なるべく細かくまとめていきます

着心地、生地に合っているかどうか、見た目、使用用途に合っているか、デザインや細かい部分まで考え、決定したら次の工程に進みます

デザイン指示書ではデザインや細部の仕様説明、イメージやカラー、サイズ展開などを指示書にまとめます

仕様書では生地の種類、型紙のサイズ、寸法や商品のサイズなど細かく詳細を書いていきます

色のパターンやイメージ、デザインのこだわりやポイントなども書く場合がありこれに沿って次の工程に進みます

パターンとは型紙のことを指します

仕様書に従って型紙をつくり型紙通りに裁断していくので型紙がズレてしまうと完成品もズレてしまい、たとえ左右1mmの差でも着心地にかなり影響を及ぼします

トワルチェックとは、パターンをシーチングと呼ばれる無地の白い生地に起こしたもの＝「トワル（toile）」を立体のトルソー（胴体の原型）に着せ、イメージと照らし合わせていく作業のことです

立体に起こすと違って見え、またトワルチェックをすることによってサンプル作成時の寸法ミスを防ぐことができます

生地や副資材を入手し次の工程へ進みます

実際の製品に使用する生地を使ってサンプルを作成します

仕様書を参考にデザイナーのイメージに近づけて作っていきます

主に下記を行います

• 寸法、着脱のチェック
• 細かいディティールのチェック

サンプルから修正やイメージのすり合わせを繰り返しマスターパターンを完成させます

サンプルに問題がある場合セカンドサンプルを作成します

コストを抑えるために作成しない企業様もいらっしゃいます

標準寸法の型紙をもとに、必要に応じたサイズの型紙を作ることです

デザインを損なわないようにグレーディングを行い仕様書を完成させます

布の数え方は巾を使いますが1巾はかなり大きく、両手では広げることは難しいです

人の手では重ねれば重ねるほど切る際にズレがでてしまい、寸法が変わってしまうため生地によっては重ねて裁断しますがだいたいは大量生産の場合機械が行い、数枚でしたら実際に手で裁断することもあります

型紙通りに切れないとやり直し、 切り方によっては生地を無駄にしてしまうので当店では極力生地を無駄にしないよう裁断にも注意を払っています

先上げサンプルとは、すべての生地を裁断後、量産と同条件の内容で縫製された１着を確認するためのサンプルです

縫製仕様書通りの指示寸に仕上がっているか、問題点がないか何度も検品します

ここまでの工程で問題なければ本縫いに入ります

仕上げ部分になりますので縫製スタッフは丁寧にお品物を仕上げていきます

スタッフによってはかなりの集中力と労力を使うため数日かけて仕上げていきます

納品前サンプルとは量産した商品の中から１着抜き取って品質や縫製をチェックするためのサンプルです

当店では数mmの糸、数mmの穴や縫製ミス、色移りや生地の切れ、歪みなど 細部に注意して検品しております

いざ着たくてお客様の元に届いたお品物が不良品だった場合、 ご購入いただいた時期や着用したい予定もずれてしまいますし、また最初の工程に戻りさまざまな方にもご迷惑をかけてしまいます

また、再度お受け取りになられるお客様の手間もございますのでスタッフ一同注意して検品を行っておりますがごくまれに初期不良のお品物が気づかないまま発送されてしまう場合もございます

初期不良でしたら返品、交換を承りますのでお手数をおかけして申し訳ございませんがご連絡をいただければと思います

写真を撮影するにあたって直接見えないお客様でもお洋服のことが知れるようにさまざまな角度から撮影しております

また、ご注意いただきたい部分や確認していただきたい箇所については必ずアップで撮影しております

写真だけでは直接触れない分、わからないことも多いと思いますのでもしなにか不明な点がございましたらいつでもお問い合わせいただければと思います